老人ホームの種類と特長

給付金について
福祉施設の概要
種類内  容
公営老人ホーム
特別養護老人ホーム(特養)食事、排せつ、入浴などを目的にした生活支援をおこない、機能訓練を実施します。
介護保険が適用されます。
要介護3以上が必要です。
老人保健施設(老健)在宅復帰を目指して医療ケアやリハビリをする公共施設です。
費用は比較的安価です。
要介護1以上が必要です。
養護老人ホーム身寄りがない。
または、経済的に困っている高齢者を擁護する施設です。
グループホーム知的障害者や精神障害者、認知症高齢者などが、専門スタッフまたはヘルパーの支援を受け共同生活をする施設です。
有料老人ホーム
おもに民間企業が運営しています。
介護付き有料老人ホーム自立している人から要介護5まで幅広く入居できる施設です。
24時間介護スタッフが常駐し、食事・入浴・排せつの支援をします。
住宅型有料老人ホーム自立している人や要介護が比較的低い人の入居者が多い施設です。
介護が必要な場合は訪問介護や通所介護などの外部のサービスを利用します。
健康型有料老人ホーム食事等のサービスがついた高齢者向けの居住施設です。
介護が必要になったときは退所しなければなりません。
軽費老人ホーム(ケアハウス)社会福祉法人や地方自治体が運営している施設で、無料または低額な料金で利用できる施設です。
経済的に自立するのが難しい60歳以上の高齢者が対象で、食事、入浴、健康管理などの日常生活の支援が受けられます。

ユニット型と従来型とは

月額入居費用
項目ユニット型従来型
居  住  費6万180円2万5,650円
食        費4万3,350円4万3,350円
施設介護
サービス費
2万7,900円2万5,200円
日常生活費1万1万
合   計14万1,430円10万4,200円
※施設介護サービス料は、職員体制によって追加加算することがあります。
 また、従来型の個室料金には加算があります。
出典:厚生労働省サービスにかかる利用料

ユニット型とは

  • 一つのグループ(ユニット)の定員は10人までです。
  • ユニットごとで個別のケアをおこなう。
  • 少人数制のケアに特化しているため、自宅にいるような雰囲気のなかで生活できる。
  • ユニットごとに配置された介護スタッフが生活全般のケアをおこない、入居者一人一人に寄り添うことができる。
  • ほとんどが個室で中央にリビングを配置した共用生活室がある。
  • 介護スタッフの体制
     日中:1つのユニットに勤務スタッフは常時1人以上
     夜間:2つのユニットに勤務スタッフは1人以上

従来型とは

  • 4人部屋が中心の施設です。
  • 大人数の入居者を大人数の介護スタッフがケアすることで効率的なサポートが可能です。
  • ユニット型に比べ費用が安い。
  • 相部屋なのでプライバシーの確保は難しいですが、異変に気付く確率は高くなります
  • 居室前は廊下で、食堂やリビングなどの共用スペースは独立しています。

ユニット型と従来型の共通条件

  • 3人の入居者に対して、介護スタッフまたは看護職員を1人以上配置する。
  • 65歳以上で要介護3以上で医療的処置が不要であること。
  • 40歳以上64歳以下で特定疾患によって要介護3以上であること。
  • 要介護1,要介護2で特例によって入居が認められたこと。

介護保険給付金の種類とサービス内容

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地域密着型サービスとは

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サテライト型小規模多機能型居宅介護

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